Yoga 13が来て以降、日常的にWindows 7マシンとWindows 8マシンとの併用が続いていたので、新旧OSを直接比較する機会が沢山ありました。その中でWin8に対する評価も徐々に出来上がってきてある程度その振る舞いも理解できたように思います。それらを踏まえて、筆者の結論としてはWin8は良いものだという判断に落ち着いています。休みを利用してもともとWin7が入っていたW150HNMにWin8を入れなおすくらいには新しいOSを気に入ったようです。

 Windows 8の話題になるとついつい大きく変わった見た目に注目しがちですが、内部的にはWin7の正当進化系となっています。少なくともデスクトップモードではWin7との違いをそこまで意識することはありません。ではどこに乗り換えるだけの価値があるかというと、これはOS全体のレンダリング性能の向上にあります。特にテキストや画像といった2D要素の描画速度が明らかに早くなり、それが全体のサクサク感に繋がっています。感覚的には、これまでディスクリートGPUによって得られていたレスポンスが、Win8なら内臓GPUでも遜色ないものになります。
 ちなみに、その取り組みについてはお馴染みMSNDブログで取り上げられています

 そうして考えてみると、Vistaから引き継がれてきたAero/DWMはWin8で一つの完成を迎えたように思います。

 Vistaで初めて導入されたDWMはGPUを活用することで従来のCPUレンダリングよりも美しく、高速な動作を可能にしましたが、当時の貧弱な内臓GPU環境下ではむしろ速度低下を招くものでした。また、初期のDWMはVRAMに際限なくキャッシュを溜めこむものだったので、長時間使用しているとメモリ不足でVGAドライバがクラッシュするという困ったものでした。
 その後Win7になり、VGAドライバがクラッシュする問題は解消され、また内蔵GPUの性能が全体的に向上したこともあって日常的に不満を感じることは無くなりました。ただ一方で、レスポンスという点ではVistaと大して違わなかったのもまた事実です。
 Win8では、全般的にチューニングが進んだようで、安定性はもちろんのことレスポンス面でも確実に進歩した印象です。近年のIntel HD Graphicsの進化が著しいということもありますが、Ultrabookで自作機と大差ない速度が得られるのを見ると、PCも変わったなぁとつくづく思います。筆者はまだまだ自作PCを使っていくつもりですが、デスクトップが売れなくなるのも良くわかります。

 ともあれ、Windows 8はもうすぐキャンペーン期間が終わり二月から値上がりする予定です。今Win7で不満が無いユーザーでも、更なる快適を求めて今のうちにアップデートしてみるのも一つの手かもしれませんね。
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