ThinkPadといえばラップトップですが、本体に限らず一部周辺機器にもその名を冠してるものがあります。その中から、今回は"ThinkPad Bluetooth Laser Mouse"を取り上げてみたいと思います。そもそもThinkPadには優秀なトラックポイントがついているので、他のマシンに比べればマウスの必要性は低いと言えますが、落ち着いて作業するときにはマウスが欲しくなるものです。本機はそんなシーンのために設計されたThinkPadファミリーの純正マウスです。

 ちなみに、筆者の場合はThinkPadに組み合わせるのではなく、Yoga 13で使うために入手しました。Yoga 13のタッチパッドは比較的大きく、反応も良好なのですが、それでもPCをサクサク動かすには少々使い勝手が悪いです。そのために、持ち出して使えるポータブルマウスを探していて辿りついたのが本マウスとなります。


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 いつも通りにLenovoでオーダーして、これまたいつも通りに箱の中の箱に入れられて届きました。マウス一個なにの送料無料で香港から届くと少し申し訳ない気持ちになります。小箱の中身は、マウス本体、電池、説明書二枚と非常にシンプルな内容です。豪華な梱包もそれはそれでいいものですが、環境に配慮したパッケージは好印象です。


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 本機は立ち位置的にビジネスユーザー向けマウスです。そのため、イルミネーションもなければDPI調整機能もないわけですが、唯一電池カバーのつくりは特徴的です。カバーを開けた様子はさながらカブトムシで、簡素ながらもギミック好きにはたまらない仕掛けが施されています。実用性の面でも、ワンタッチで開いてカバーを無くす心配が無いので便利です。

 ポータブル用ということもあり、一般的なものよりは小ぶりなサイズをしています。つまみ持ち専用と考えるべきでしょう。表面はThinkPadらしい艶消し黒、ロゴも印刷されてはいますが、無かったとしてもその質感と朱色のホイールですぐにThinkPadが連想できるデザインです。
 カタログスペックでは電池込みで97g。普通のマウス並みの重さです。ただ見た目の印象よりは重たく、小型ということもあり持ち上げるときにはその重量を意識してしまいます。残念ながら電池1本では動きませんでした。
 メインボタンは堅実なつくり。感触ではゲーマー向けモデルで多いマイクロスイッチに敵いませんが、その分クリック音が静かで耳につきません。セパレート式のボタンは十分に軽く、快適に使えます。ホイールはいまどき珍しいノッチありのタイプで、おそらく一周24刻みです。左右のチルトがついています。こちらも全く不満はありません。なお、ボタンはドライバで割り当てを変更できます。
 レーザー方式のセンサーは800dpi、Microsoft/Logitechの主流よりも少しだけ低いですが気にする人は少ないでしょう。リフトオブディスタンスは普通です。直線補正は弱く、CM6000よりもかからないので大多数のマウスよりも素直だと思います。マウスパッドとの相性は調べていませんが、一般的なレーザーマウス用のサーフェスで問題ないはずです。
 Bluetooth接続はスムーズそのもので、Yoga 13との組み合わせでは全く問題ありません。スリープから復帰した際や、マウスの電源を入れた際の再接続も迅速です。ただ、少し気になったのが、操作が途切れた時の待機状態に入るまでの時間で、結構短く頻繁に待機状態になります。バッテリーの持ちを優先しての設定だと思いますが、個人的にはもう少し長くてもいいかなと思いました。

 本機はとにかくシンプルなマウスで、最大の売りはその堅実さとなります。ThinkPadの名にふさわしく生産性を高めてくれること間違いないでしょう。また、Bluetoothマウスとしてはリーズナブルな価格で、手頃で無難なポータブルマウスを探している人にお勧めしたい製品です。
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