またTF101をいじってみました。今回は、一部ユーザーには定番の、ただし完全にメーカーサポート外となるroot取得です。改めて説明しておくと、rootを取るというのは管理者権限を得るようなものです。UNIX系OSはrootディレクトリの下に各種ファイルが続く構造となっていますが、rootを取得することでSU(スーパーユーザー)となり、OS全域を管理下に置くことができます。
 歴史的には、UNIXはコンピューターがパーソナルでなかった時代にマルチユーザーを前提として設計されたOSです。そのため、エンドユーザーのアクセス権を制限することで改竄されては困るシステムファイル等を保護し、堅牢性を高める設計となっています。逆に言うと、普通にandroid端末を使っていると必然的にいじれない部分があるわけで、rootを取得することでその制約から解放されます。

 具体的なやり方はデバイス毎に違うのですが、TF101は枯れたデバイスなので簡単にrootの取得ができます。筆者はこちらを参考に同じツールを使いました。ただ、root取得まではうまくいったのですが、Root ToolKitではなぜかカーネルの書き換えが成功しないのでそちらはClockWorkModを使用しています。

 さて、rootを取得するメリットはと言うと、一つはカスタムロムやカスタムカーネルといった非純正のシステムを入れられることです。例えばオーバークロックのためにはそれに対応したカーネルが必要となります。もう一つは、デフォルトではインストールできないアプリが使えるようになることです。筆者は手軽に再起動できるウィジェトを配置しました。デバイスによっては最初から再起動ができるものもありますが、残念ながらTF101では一度電源を落としてもう一度つける必要があります。細かい点ですが、地味に使い勝手に影響する部分なので改善できるようになるのは有り難いです。

 おそらくYogaが届いたら途端に使用機会が減るであろうTF101ですが、手持ちで唯一のタブレットデバイスであることに変わりはありませんし、こと本を読むことに関してはやはりタブレットが一番快適に思えます。いつか新しいタブレットがやってくるまで大切に使っていきたいところです。
Tags: tf101 android
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