以前マウスの感度設定について触れましたが、今回はその続きとして対になるマウスパッドです。
 かつては広く使われていたマウスパッドも、レーザーセンサーの普及とともにすっかり市民権を失いつつあります。ただ、センサーの進化でマウスが操作面を選ばなくなったとは言っても、マウスパッド有りの方が操作は安定する傾向にあります。そこで、布教も兼ねてマウスパッドの意義をアピールしてみたいと思います。
  1. 板面保護
  2.  当然のことながら、「マウスを滑らせる=擦る」なので机を保護する目的でのマウスパッドは必要でしょう。机の材質にもよりますが、長くマウスを使っているとどんどん表面がどんどん削られてしまいます。
  3. 均一な操作面の提供
  4.  マウスパッドはマウスの性能を引き出すためにありますが、中でも特に大事な要素に表面の画一性が挙げられます。机に傷をカバーし、どこでも同じ滑りを提供します。
  5. トラッキングのサポート
  6.  マウスの追従性はセンサーのスペックに大きく依存するのはもちろんですが、センサーと操作面との組み合わせにも大きく左右されます。適切なマウスパッドを用意することでセンサーの性能を十分に発揮させることが可能となります。
  7. 滑りのコントロール
  8.  一般ユーザーはあまり速度を求めていないとは思いますが、ある程度軽い方が快適です。実際には、パッド単体ではなくソールとの組み合わせが大事になってきます。

 さて、そこまで言うならマウスパッドを使ってみようかな、と乗り気になったとして、とりあえずそこら辺のものを持ってきたのではあまり美味くありません。多少は考えて選ぶ必要があります。
 なにはともあれサイズです。十分な操作領域は快適なマウスライフへの第一歩となります。まず横方向から考えてみると、FPSでは360度分回しますが、一般利用ならデスクトップの端から端まで動かせれば良いので、
  • 横幅 = 180度分 + マウス横幅 + マージン
となります。180度10cm、横6cmのマウス、マージンを5cmとったなら21cmですね。

 一方、高さですがこちらは使っているモニタに応じてサイズが変わってきます。今主流のアスペクト比16:9のモニタであれば、
  • 縦幅 = (180度分)*9/16 + マウス縦幅 + マージン
となります。上と同じ設定でマウスの縦が12cmの場合には約23cmです。
 お気づきの通り、マウスは縦に長いため、実は縦方向の長さも重要です。日本で一般向けに売っているマウスパッドは20x15cmが標準的なサイズですが、かなりハイセンシの人でないと苦しいです。

 サイズさえ決まればあとはもう好きなものでいい気もしますが、投げっ放しもあれなので定番を紹介したいと思います。

SteelSeries 3HD (25x21x0.2cm)
 ゲーマー向けブランドでお馴染みSteelSeriesのプラ系パッドです。サイズ違いで4HDと9HDがあり、3HDは日本向けの一番小さなサイズとなります。執筆時点ではAmazonで2100円とプラ系の中では最もお手頃な製品です。プラ系の中では割と普通の滑りというのが大方の評価ですが、それはあくまでもゲーマー用としての話。これまでマウスパッドを使ってこなかった人は滑りの良さにびっくりすることでしょう。裏面の処理もピカイチ。

SteelSeries QcK mini (25x21x0.2cm)
 こちらは同社の布系パッド。やはりバリエーション違いで様々なモデルが展開されています。布系なので実売1200円程と更にお手頃な製品です。プラ系と比べると滑りの良さでは劣りますが、逆に止めやすいという利点があります。また、マウス操作時の音も軽減してくれます。これの大型版はローセンシプレイヤーに長らく愛されてきました。

 なお、どちらもSteelSeriesなのは別に筆者が好きだからとかではなく、単純にお手頃価格で入手性も良好だからです。実際、筆者はプラ系よりもガラスパッド派で、布系でもQcK以外のものを愛用していました。かといって、一般ユーザーに実売4000円もするものや、サイズが40x28cmもあるものを薦めても仕方がないので、実用的なものを選んだつもりです。

 次回もマウスパッドの話の予定。
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