Windows 8の発売を間近に控え、スケジュール通り各社ともオーダーができる状態となりました。今回はUIががらりと変わるということで、クラムシェルにするのかハイブリッドにするのか、ハイブリッドにするとしてもどの方式でいくのか、などなど機種を選択する上で悩ましい点が多々あります。筆者はというと、気分はすっかりYogaだったりします。

x86 vs RT
 Windows 8では新たにARMプロセッサに対応したWindows RTがラインナップに加わります。そのため、そもそもプラットフォームをどうするのかを考える必要が出てきます。ただ、RTはこれからのプラットフォームなので、いわゆるガジェットとしてならともかく、即戦力が欲しい場合には自ずと選択肢から外れてきます。

IvyBridge vs Atom
 次に考えるのはマシンパワーでしょうか。超低電圧版IvyBridgeか、それともARMに匹敵する省電力性能を誇るAtomにするか、選択肢は二つあります。前者はUltrabookでそれなりのパフォーマンスが得られますがやや高価です。対するAtomは少し前にはやったネットブックの後継で、演算能力で劣る代わりに駆動時間では非常に有利です。

個人的には
 実は既に候補は挙がっていて、たぶんYoga 13を注文します。筆者の用途に、Atomの性能は絶望的と言わざるを得ません。以前も触れましたが、Atomではどうしても最大2GBまでというメモリがネックになるので、かなり使い方が制限されてしまいます。母艦とのやりとりを考えると、USB3.0が無いのも大きな痛手です。

IdeaPad Yoga 13
 どうしてYogaなのかというと、決めてはバランスの良さです。13.3インチ、16.9mm、1.54kg、8時間駆動とUltrabokとしてはありきたりな数値が並んでいますが、逆に言えば無理をしていない構成であり無難ということでもあります。
 解像度1600x900(138ppi)のIPS液晶はYogaの大きな魅力です。IPS液晶の利点は説明するまでもないと思いますが、個人的には精細度も丁度よく感じます。今使っている15.6インチでフルHDな液晶が141ppiで、これ以上細かいとスケーリング必須かなという感じですが、Yogaならスケーリング無しでも使えます。
 その他では、クルっと360度回るヒンジもポイントでしょうか。非常にシンプルですが、キーボード利用時はモニタを好きな角度に調整できて、使わない時はスタンドにできるというのは便利そうです。ヒンジに関しては"ほぼ"ThinkPadな25000回のテストを重ねているそうで、耐久性にも期待できます。
 Yogaに限らず、一体型ハイブリッド機はタブレットとしては重たいという弱点がありますが、経験上キーボードを外さないというのは利点にもなります。というのも、セパレートでは逆に"分離"させないといけないからです。タブレットだけを持ち歩くなら話は別ですが、ドッキングさせたまま鞄に入れておいて、さあタブレットとして使おうというときにはキーボードユニットの扱いに困ってしまいます。鞄に放り込むには、いささかコネクタ部の破損が怖いので。キーボード利用が多いユーザーには一体型が向いていると言えるでしょう。

競合たち
  • ThinkPad X1 Carbon
  • 少し手を伸ばすと親戚が見えてくるところですが、モニタはYogaに分があります。また、メモリ8GBにしようとするとX1 Carbonは$1500となかなかいい値段になってしまいます。Yogaはi5+8GBで$1100。
  • VAIO Duo 11
  • 話題のスライド式は携帯性とフルHD液晶が魅力的ですが、ヒンジの調整が利かない点は大きなマイナスとなります。また、こちらもメモリ8GBにすると$1500とやはり高額。
  • LaVie Z
  • Yogaの実に6割程度と驚異的に軽いZ、というか現時点で世界最軽量だった気がしますが、メモリ4GB固定と平らなキートップで真っ先に候補から外した機種でもあります。良くも悪くも日本向けですね。
  • Let's note AX
  • メモリ8GBにしたら軽くYogaの二倍以上の値段で、もはや競合とは言えないかもしれません。

実はかなり完成度が高い?
 ついつい特徴的なヒンジに目が行くYoga 13ですが、普通のUltrabookとして見ても完成度は高いと思います。重量は気になりますが、タッチパッド搭載とそれに伴う画面の強化を考えると仕方のないところでしょうか。画面が綺麗で、ヒンジの可動域が大きく、実用的な性能で、外に持ち出せて、普通に使えるマシンにようやく巡り会えそうです。
 ただ、クレジットカードの限度額という情けない理由で購入するのは来月になります。前もって計画しておけという話ですよね。まあ、その間にレビューも出そろうでしょうし、もしかしたら今はまだラインナップに無いオレンジが選べるようになっているかもしれません。
Tags: ultrabook yoga
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