メインボタンを直したら次に気になるのはホイールです。相性が大きく出るマウスの中でも、ホイールは特に好みが分かれる部分だと思います。プレイスタイルによってホイールに求めるものはまさに十人十色と言えるでしょう。

 さて、CM6000のホイールはというと、とりあえずホイールクリックの遅延に触れないわけにはいきません。常に入力してから反応まで一拍待たされます。プレイスタイルにホイールクリックを組み込んでいる方は間違ってもCM6000を買ってはいけません。優先度の低いコマンドを割り当てるぐらいはできますが、MMOならいざしらずFPSで押すことはありません。とはいえ、ホイールクリックがプレイスタイルに組み込まれていない方も相当数いるかと思います。筆者も「重い・遅い・誤爆する」ということで基本的に使いません。今ではTERAで馬に乗る時とタブブラウザで選択している以外のタブを全て消す時に押すのみです。そんな方であればCM6000のホイールでも問題は無いでしょう。
 デフォルト状態のホイールはかなり柔らかい方だと思います。ノッチはついているのでどれぐらい回したのかはわかるのですが確実に一刻み回すには神経を使います。まあ、文字で説明してもわかりづらいので実際に店頭でさわってみるのが一番です。ノッチは一周18刻み。ゲーマー向けマウスは24刻みが多い気がするのですが、正確性ではやはり18刻みに分があります。

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 こちらがセンサー部。Microsoft製にはよく見られるもので、古くはIE3.0から新しめのものではX5にも同じ構造が使われています。筆者にはおなじみの枯れた構造なのでとても扱いやすかったです。そしてメカニズムがアナログで動きを把握しやすく手を加えやすいというのもポイントです。

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 こちらがケーブルを固定すると同時にリングの支えとなるパーツ。それにしても見づらい写真で申し訳ないです。デジカメは優秀だと思うのですが、如何せん撮影者の腕がいただけません。

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 ベースの上に基板を乗せて固定するとこうなります。リングを回すと歯車にセンサー側のカバーが外側に押されて、その反動が回転の固さを支配します。IE3.0でこれに頭を悩まされた方も少なくないでしょう。ただ、人気モデルだけあっていかにIE3.0のホイールを固くするかという問題に対しては多くのアイデアが既に提示されています。先達の知恵を参考にしながら好みの方法で対処するといいでしょう。

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 筆者はこうしました。ツメのどちらか、写真では手前側になりますが、片方だけの遊びを制限しています。両方に手を加えずとも十分効果があり、なおかつ調整もしやすいです。

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 リング無しだとこんな感じ。ご覧の通りホッチキス針です。固定はペンチで強引にプラスチックに押し込めただけですが外れそうな様子はありません。手前側の角度を変えて回転の固さを調整できます。

 今回取り上げた構造は固さ調整が楽なので個人的には気に入っています。実際に回しながら微調整していくとほぼ理想通りにできます。ホイールは感触も確かに大事ですが、実用上では固さが合うかどうかの方がよほど大事です。実際にはその固さ調整ができるマウスさえ出回っていないわけで、Microsoftには是非改造しやすいこの構造を今後も使ってもらいたいところです。

 次回はまとめ。
Tags: マウス cm6000
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