ふと思い立ったのでマウスの裏面を削ってみました。対象は最近さっぱり出番のないHabuです。
 常々、一般向けはともかく、ゲーマー向けマウスの裏面はもっとシンプルにすべきだと思っています。具体的に言えばソールを貼るためのモールドを無くせということです。勿論ガイドとして機能させるためにつけているのでしょうが、ソール貼り換え時の邪魔にしかなりません。そもそもマウス、マウスパッドと同じようにソールもユーザーが選ぶものですから、交換品に純正が選ばれる可能性は低いと考えられます。裏面の平坦なマウスが増えることを期待しています。

 本題に移ります。そもそもHabuを削るに至ったきっかけは些細な思い付きでした。センサーと被接触面との距離が離れると性能が落ちるなら、逆に近づければ上がるのではないかというなんとも安易な考えです。あるいはSSEX I-2上でHabuが動くかもというかすかな期待もあったかもしれません。なにはともあれすぐにHabuを分解して削ってみました。
 ところで、距離を近づけるだけならなにも削らなくてもソールを剥せばいいんじゃないかと思う人もいるでしょう。その通りなのですが、Habuはなぜか裏面がかなり反っているのです。ソールがあっても無くても殆どセンサーの高さが変わりません。それどころか、薄いソールをセンサー寄りに貼ると筐体をこすってしまいます。
 作業には紙やすりを使います。金やすりで大きな面を均一に薄く削るのは難しいので最初からペーパーを当てています。今回は100均で買ってきた耐水ペーパーを使いました。プラ素材にはやはり水研ぎが向いています。主に120を使い、600→1200と仕上げました。


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 画像は左が途中経過、右が最終的に組み上げた状態です。見て分かる通り外側とセンサー周りとでペーパーの当たり方が違っています。面自体は作業後ほぼフラットになりました。成型で多少ヒケが生じるのは仕方のないことですが、Habuは不可解な程センサー周りがへこんでいます。他のLazer製マウスも同様なのでしょうか。最終的に2mm程センサーの高さが下がったと思います。

 さて、肝心の効果ですが、結論から言ってしまうとあるにはあるが極めて限定的です。
 SSEX I-2ではそれまで全く反応しなかったのに対して、研磨後は少なくとも反応はしてくれます。ただ、本当に動くだけでカーソルがかなりふらついて全く使い物になりません。
 ROCCAT Senseでは低速時のふらつきや不可解な飛びが無くなってかなりマシになりました。一方ネガティブアクセル耐性は低いままで振り回すと飛びます。

 結論としては、応急措置としてセンサーの高さを下げることは多少の効果があると言えると思います。ついてはくるのになぜか低速時にふらつく場合には高さを下げることで解消できるでしょう。ただ、同じセンサーなので当然ネガティブアクセル耐性や相性は変わりません。高速時に飛ぶ組み合わせに対しては効果が望めません。
 むしろ、物理的にフラットな面を作り出すことが最大の利点かもしれません。余分なモールドを消して好きにソールを貼れるというのがひとつ。また、Habuのように高さが不均一なマウスではソールがなくなる前に筐体をこするようになりソールを使いきれないのですが、それが無くなります。なにより、精神衛生的にマウスの裏面は平らであってほしいものです。
Tags: マウス
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