CESに先駆けて公開されたlenovoの新ラインナップですが、気になるThinkPadに目を向けてみるとかなり尖った面子が揃いました。

 コンシューマー寄りのEdgeシリーズは特に14インチのS430が目玉でしょうか。かなり珍しいThunderbolt搭載機になるとか。対応デバイス待ち感は否めませんが、大容量ストレージや今度こそ出るかもしれない外付けGPUユニットなど将来的な可能性は感じられます。個人的にはバス速度もさることながらデイジーチェーン対応に面白さを感じていて、ポート数の削られがちなノートPCの救世主になってくれるかもしれません。
 もっとも、S430自身は1TB HDDやNVIDIA GPUを搭載可能でパフォーマンスは高そうです。22ミリという薄さも魅力的。

 今回の本命は勿論シリーズ初のUltrabookとなるT430u。厚みは21mmなので数字だけ見ると15mmのU300sはおろか前述のS430ともいい勝負ですが、そこはThinkPadならではの堅固性が詰め込まれています。ちなみに、ThinkPad史上最薄のX1は23mmなので仕様変更がなければ記録を2mm更新する予定です。
 ディスプレイサイズは14インチ。ベゼルがすっきりしているので13インチの割に大きいX1とさほど変わらないでしょうか。気になる重量は約1.8kg。Ultrabookとしてはやはり重たい部類に入りますが、14インチであることを考えれば頑張った方といえます。ただ、T420sの後継になるであろうT430sと完全かぶるサイズ&重量なのが気になるところです。
 ちなみに、Ultrabookながら筐体サイズに見合った拡張性を備えていて、2.5インチ9mm厚のHDDが採用されたことを歓迎する人は多いはずです。DisplayPort/HDMI両方を持っているのでひょっとするとトリプルディスプレイが構築できるかもしれません。むしろそのためにNVIDIA GPUを選択可能にしたのではと疑いたくなります。ラッチのみで内部にアクセスでき、ドライバレスでメンテナンス可能というのもかなり斬新です。
 一方で評価を大きく落としそうなのが1366x768という解像度。13インチのX1でさえ狭いと言われたのに14インチでこの解像度というのは正直考えられません。T420sで使われているパネルが既にあるわけですから1600x900が選択肢に上ることを期待するばかりです。
 ThinkPadシリーズ初のUltrabookと鳴り物入りで登場したT430uですが、総じて評価の難しいマシンになりそうな予感です。X1から引き継いだ薄い筐体に、Tシリーズに相応しいパフォーマンスと拡張性を盛り込んであるとは言え、解像度の低さはかなりのマイナスとなるでしょう。仕方ないとはいえ薄さや重量もThinkPadの中でずば抜けているわけではありません。ただ、価格だけは849ドルからと非常にリーズナブル。X1やT420sより圧倒的に安いので解像度さえ改善されればかなりヒットしそうです。
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