2013.02.05 12:29 (GMT+9)
Category:Android

float解除用
 久々にTF101ネタです。

 昨年11月にrootを取得してオーバークロックまでしたTF101、しばらくは使い勝手を探ろうとちまちまと触っていたのですが、Yoga13が来てからはめっきりいじらなくなっていました。まあ使い勝手の差は歴然であり、十分予測できたことなので仕方のないところですね。
 そうして最近まで放置されてたTF101ですが、久々に電源を入れたら何故か内蔵ストレージの残量が少ないという警告が。設定メニューから見ると確かに残量が無くアプリのアップデートをする余裕もありません。きっと悪さをしているアプリが居たんだろうとは思いますが、修復するのも面倒になりリセットする方向で考えていた時に、ふとJelly BeanことAndroid 4.1にしてみようかと思い立ったわけです。

 なお、TF101は公式にはAndroid 4.0までしかアップデータが提供されていないので4.1以降に入れ替えたい場合はカスタムROMの利用が必須です。筆者の端末は既にroot取得済みだったのでClockworkMod Recoveryでサクッと書き換えました。

 肝心のROMですが、最初は無難にCyanogenModでもと考えていたものの、残念ながら公式のStableビルドはCM9(Android 4.0ベース)で止まっています。仕方がないので、比較的評判が良さげなGierdo's Nightly Buildsを選択しました。こちらは目的通りCM10(Android 4.1ベース)です。
 それから、カスタムROMを導入する場合はgappsも一緒に入れないといけません。これはAndroidにプリインストールされているGoogle製アプリをまとめたパッケージで、無いとかなり困るPlayストアも含まれています。

 さて、4.1で起動してみると明らかにレスポンスが良くなっています。特にアニメーションの滑らかさは顕著で、定格の1GHz時でかつての1.6GHzOCよりもスムーズに描画されることが実感できます。ようやくUIに不満を感じなくなったと言って構わないでしょう。ハードウェアはずっと変わりませんが、最初にやってきた時とはまるで違うデバイスに進化しました。もっとも、UIに関しては4.1でようやく競合と同じ土俵に立ったと言うこともできます。

 ただし、非公式のカスタムROMなので良いことばかりではありません。ひとつは単純に安定性が下がりました。結構筐体にもガタがきてるようで、ROMのせいだけではないのでしょうが、時々サウンド出力が無くなったり、勝手に再起動したり、勝手に画面が消えてはしばらくつかなかったりすることがまま見受けられます。勿論調子が良い時も沢山あるのですが、こまめに再起動してやるのがすっかり習慣となりました。
 もうひとつ、こちらはカスタムROM特有の問題です。元々TF101はexFATに対応していて、筆者はexFATでフォーマットしていたmicroSDを使っていました。ところが、今回入れたカスタムROMは残念ながらexFATに非対応だったのです。そのため、挿してもマウントされず、挙句再フォーマットを要求され中身を全部失うはめになりました。普段意識しないところなので十分に気を付けてください。

 とまあ非公式ゆえのデメリットも付きまとってきますが、それらを差し引いても4.0から4.1にする価値は十二分にあったと思います。少なくとも、朝天気を調べるときに自然と手に取るようにはなりました。もとより重たい作業に不向きだとはわかりきっているので、ちょっとしたことを軽快にこなしてこそのタブレットです。4.1はまさにそのためのアップデートです。
 逆に、これからAndroidデバイスを買う時には、4.0以下搭載のものを選んではいけません。

 さて、手に入れて以来少しずつ進化していったTF101ですが、個人的にはそろそろネタも尽きて来たかなと思っています。公式アップデートはもはや期待できませんし、カスタムROMにしてもこれ以上のレスポンスの向上は望めないでしょう。既に4コアが標準となりつつある中で、Tegra2では流石に苦しくなってきました。筆者としては次のタブレットに乗り換えようかなと考えているところです。それでも、TF101には長期間に渡って本当に楽しませてもらったなと思います。後継が来るまでは、せめて普通に使ってあげるつもりです。
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