2012.08.26 11:08 (GMT+9)
Category:Android
 いまさら需要があるとも思えませんが、筆者にとって初のandroid端末、また初のタブレットとしてTF101に対する評価をまとめてみようと思います。

 今ではandroidの挙動にもすっかり慣れ、TF101に対しては多少の愛着も出てきているところですが、現時点での率直な感想としてはファーストインプレッションほど使いやすくはありませんでした。いくつか要因はありますが、やはりレスポンス、アプリケーション、インターフェイスといった肝心な部分に不満を感じてしまいます。一方で、タブレットの可能性も垣間見えたように思います。おかげで筆者のタブレットに対する認識はかなり改められました。そういった意味ではTF101は満足のいくデバイスではありませんでしたが、使ってみて良かったと思えるものでした。

 おそらくTF101や同世代機を使うと多くの人はその動作にもたつきを感じるかと思います。Tegra3搭載機が発売された今、Tegra2のレスポンスについて論じてもあまり意味はないのかもしれません。ただ、スペックの割にいまいちサクサク動作しないというのはandroidの大きな弱点です。OS4.1ではそれなりに改善されているようですが、iOSに比べるとまだまだという印象は拭えません。未登場のWindows RTについて論じることはできませんが、WindowsPhoneの出来を見るにおそらくレスポンスではandroidを上回ってくるでしょう。これに関しては以前、もたつくものの実用上さほど問題がないと書きました。ただ、ずっと使っているとどんどん気になってしまうようです。中でも深刻なのが文字入力で、なまじキーボードを備えているデバイスだけにキーを叩いてから反映されるまでのラグが非常に不快です。なにせ入力する度に待たされるわけですから。この原稿はGoogleDrive + ATOKの組み合わせで書いていますが、快適とはほど遠い執筆環境と言わざるをえません。

 まあそれでも、レスポンスに関しては文字入力していなければ十分許容範囲ですが、スムーズに動いていても手放しで褒められるアプリケーションはあまりありません。これにはアプリだけでなくOSにも問題があるように思えますが。とりあえず未だに探求中なのがブラウザで、どれひとつとしてストレス無しに動いてはくれません。せいぜいデフォルトのIE9並に振る舞ってくれればそれで十分なのですが、それがいかに大変なのかよくわかります。また、アプリとOSとの連携にも問題が多く、例えばGoogleDriveは編集中に他のアプリに移ってから戻すとIMEが強制的に英語にされて変更できなくなることがあります。これでは何のためのマルチタスクかわかりません。アプリの数はかなり充実してきたandroidですが、実用的なものはまだまだ限られています。

 そして、使いづらさに拍車をかけているのがインターフェイスです。以前の繰り返しになりますがハードウェアキーボードとの親和性がとにかく低いです。これはもうOSの設計思想に関わってくるので文句を言っても仕方がない部分なのかもしれません。ただ、あまりにもお粗末と言わざるをえない出来です。また、TF101のキーボードも思いの外品質が低かったです。キーピッチが小さかったりストロークが浅かったりというようなサイズに起因する弱点は仕方ないと思いますが、もっともストロークはノートPCと大差ありませんが、打ったつもりが入力されていないというのはかなりイライラさせられます。ASUSはZENBOOKのキーボードでもあまり良い噂を聞かないので検討中の人は念入りに試し打ちしておくのが無難です。

 ここまで不満点ばかりを挙げましたが、そもそも求めるものが違う、という見方もできます。androidがその真価を発揮するのはのんびりくつろいでネットサーフィンしたり動画を楽しんだりという場面なのでしょう。事実、YouTubeは普通に見られますし、コミックビューアとしてもすごく優秀です。ただ、10インチのディスプレイを見るとついついPCの代わりに使えるような気になってしまいます。キーボードのついたTF101ともなればノートPCにしか見えません。おそらく、もう少し小さい7インチ程度のデバイスなら生産的なツールではなくてコンテンツを消費するためのガジェットに見えるとは思うのですが。そういう意味ではGoogleリファレンスであるNexus 7が7インチというのは理にかなっています。

 話をまとめると、TF101は他人に勧めたい思えるようなデバイスではありません。せっかくフルキーボードがついているのにそれを十分に活かしきれないからです。残念ながらモバイルノートの代わりにはなってくれません。せいぜいメールの返信が少し早い程度でしょう。純粋にコンテンツ消費用として使うのであればTegra2でもそこまで不満は感じませんが、それでは何のためのキーボードかわかりません。総じて器用貧乏なデバイスだと言えるでしょう。ただ、使ってみていろいろといい経験になったのも確かです。おかげでandroidについてはかなり理解が深まりました。とりあえず、当分はandroid機に生産性を期待してはいけないようです。
Tags: android tf101
2012.08.21 11:31 (GMT+9)
Category:未分類
 筆者はただいま絶賛アメリカなうです。出発前は馴染めるのかそれなりに不安でしたが、一週間もするとずいぶんと快適に過ごせるものですね。思いのほか食事もいける上に、一番懸念していた乾燥した気候も案外問題なかったりします。

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 さて、渡米前にはいろいろと準備したものですが、そのひとつが以前紹介した白Derbyのオールソール交換です。消耗だけを見ればヒールの補修だけで済む段階で、まだオールソールには早い状態でしたが少なくとも一年は日本に戻ってこないことと、あまりにも摩耗の激しいブリックソールでの渡米に不安があったので思い切って交換しました。
 今回は耐久性に定評のあるビブラムソールです。オリジナルと同じレンガ色で、かの有名なダイナイトと同じパターンのものです。もともとのやわらかいEVAソールでは一枚間に挟まっていましたが、多少なりとも軽くなることを期待してシングルソールで仕上げてもらいました。ヒールはそのままでは低いのでレザーが積んであります。
 肝心の歩き心地は、がらりと変わってこれはこれで気に入っています。元々がかなり柔らかいので初めこそ感触の違いに戸惑いましたが、慣れてからは特に違和感もありません。独特のパターンが入っているので一般的な平らな靴底とは異なる感覚ですが、なるほどよく考えられていることがわかります。抜群のグリップを発揮するのでどんな路面でも安心して歩くことができます。

 そんなわけで、アメリカにいる間はこの子にメインを張ってもらうことになりそうです。もとより晴天用と雨天用に二足しか持ち込んでいないので新規購入しない限りはほぼ毎日履くと思います。一年間無事にもつのか、今からとても楽しみです。
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