2013.03.04 14:31 (GMT+9)
Category:PC

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 メインマシンとしてバリバリ使っていると、改めてYoga 13はいいマシンだなと感じるものですが、当然不満点もいくつか出てきます。一番の問題はUltrabook故に非力ということで、仕方がないとはいえもっとパフォーマンスがあればと思う場面が時々あります。また、メインで使うには8GBというメモリは若干物足りないということもあります。
 とはいえ、パフォーマンスに関しては購入前からある程度予想ができたことであり、そういう意味では納得したうえで非力なマシンを選んだわけですから素直に諦めがつきます。

 手元に届くまで完全に想定外だったのは、あまり注目されないゴム足だったりします。Yoga 13のそれはグリップ力がとても弱いのです。思えば最近のMacBookはグリップどころか滑ると形容したくなるゴム足で、それよりはまだマシなのですが、とはいえ間違いなく滑る部類に入ります。
 一応、キーボードで文字入力をしている時にはよほど斜めに力をかけない限りズレないので、作業中にストレスになることはありません。ただ、閉じているディスプレイを開ける際にはかなりの頻度で滑ってしまいます。持ち歩いて収納、展開の多いマシンだけに結構気になってしまいます。
 少し考えてみてもゴム足のグリップ力を落とすことで得られるメリットが思いつかないわけで、どうしてこのように設計されたのか不思議でなりません。
Tags: yoga ultrabook
 今回はIdeaPad Yoga 13の音周りの話をしたいと思います。ついつい色物のように見えるハイブリッド型Ultrabookながら、しっかりとした作りで普通のラップトップとしても優秀だという話は前回軽くしましたが、コンシューマー向けらしく音にも意外なこだわりが見て取れます。

 基本的なところを確認すると、ハードウェア的にはConexantのオーディオチップが搭載されていて、最新世代らしく24bit/192kHzにもきっちり対応しています。実際の効果はさておき、競合製品と同等のスペックを持っています。ただし、Ultrabookなので端子は最低限となる3.5mmのコンボジャックが付いているだけです。

 なお、最初に触れておくと、本体スピーカーは残念な感じです。なにせ筐体が薄いので仕方がないのですが、音楽を楽しむ用ではありません。音量はそこそこ出るので、プレゼン用なら部屋のサイズ次第ではなんとかなるかなという感じです。

 今回の主役は3.5mmステレオミニジャックの方です。まず本機の面白い点として、スピーカーとヘッドホンが別系統になっています。アナログ+デジタルで二系統というのはRealtekチップでよく見かけますが、アナログ+アナログで二系統というのは結構珍しいように思います。あるいはConexantでは普通なのでしょうか。
 以前、音質が良いラップトップとしてHPが投入したEnvy 14 Beats Editionというモデルがありましたが、あれはステレオミニジャックが二つあって同時に鳴らせるというものでした。残念ながら試用したことはないのでクオリティの程は未知数なのですが、チップにはIDT製だったように記憶しています。すぐ思いつくのはそれぐらいでしょうか。
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 さて、アナログ二系統ということで、当然ステレオミニジャック側はヘッドホン向けのチューニングがなされています。
 一つ目は音量で、本機のステレオ出力は一般的なラップトップのそれより少し電圧が高いようです。具体的には、K702(62ohm,93dB/mW)なら何とか音量に困らないぐらいです。この"少し"というのがミソで、高くし過ぎてしまうと今度は音量を稼ぎやすいモデルで音量調整がシビアになってしまいます。コンシューマー向けヘッドホンの殆どはK702よりも軽いと思うので、大多数のユーザーは困らないはずです。
 もうひとつ、ノイズフロアも比較的優秀です。感度の良いImage X10(50ohm,110dB/mW)ではいくらか無音ノイズが聞こえますが、実音量にして約-7dBのMDR-NC33(16ohm,98dB/mW)だとほぼわかりません。Ultrabookの中ではトップクラスの静寂でしょう。ただし、外来ノイズにはめっぽう弱く、ACアダプターからのノイズやバッテリーが充電される際のノイズがばりばり入ってくるのが玉に傷です。
 また、ラップトップでは珍しく、音量を上げてもノイズフロアが変わりません。最初は使用時以外はデバイスを切っているのかと思い、無音ファイルを再生しながら音量をいじったりもしましたが変化は見られませんでした。デジタル段だけで音量調整していることがわかります。

 結果として、Yoga 13のステレオミニ出力はラップトップとしては非常に優秀なものに仕上がっています。肝心な音の方も、内臓とは思えないくらい元気があり、ともすると下手なUSB-DACよりも音がいいくらいです。流石にK702だと駆動力不足で粗が目立ちますが、そもそも内臓アンプで鳴らすものじゃないので仕方のないところです。
 驚くべきは、Lenovoがこのことを全く宣伝していないことだったりするのですが、Yoga 13を入手した人は是非お気に入りのイヤホン/ヘッドホンで100時間程度エージングしてみて欲しいところです。

オマケ
 ラップトップのステレオミニ出力にノイズが乗って困っている人達へ小ネタを一つ。そもそも外部からノイズが入ってくる理由ですが、これは比較的大きな電流が作る磁場の影響を受けるからに他なりません。そして、ノイズ対策はシールドと古くから決まっています。時々誤解している人がいるのですが、シールドの本質は"囲み"ではなく"接地"にあります。つまり、アースにノイズを逃がすわけです。
 普通にラップトップを使っていると、ACアダプターだけが接地しています。もちろんこれで問題なく動くわけですが、電流量を考えるとむしろACアダプターはノイズ源になる場合の方が多いです。そこで、アースを増やしてあげましょう。とはいえ、きっちりアース線を引っ張っている部屋の方が稀でしょうから、コンセントまでたどり着けば十分です。一番手軽なのはUSB経由でしょうか。大抵ステレオミニジャックの隣にUSBポートが並んでいるはずです。あとはセルフパワーデバイスをそこに繋げればOKです。そんなもの持ってない、という人はACアダプター付きUSBハブを無駄に入れてみるといいでしょう。外来ノイズに対して絶大な効果を発揮しますよ。
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Tags: yoga ultrabook
 Windows 8の発売日前にオーダーして、発送まで4週間以上と書かれていたYogaがようやく届きました。まあ結構かかりましたが、実際には注文から4週間以内に手元に来ているのでスムーズに届いたと思います。なんでも品薄のせいで日本では発売日が延期になったという話ですが、ここアメリカでも例えばBestBuyのオンラインストアではしばらく売り切れが続いているので確かに人気なのでしょう。とはいえ、店頭に行けば置いてあるみたいで欲しいのに手に入らないというわけではなさそうです。
 ならどうしてわざわざLenovoで頼んだのかというと、Ultrabookなのでてっきりメモリが増設できないものだと思っていたためです。オーダーそのものはBestBuyの方が早かったのですがメモリ8GBが選べなかったので仕方なくLenovoで注文したというわけです。蓋を開けてみたらユーザーによる増設も可能なようで・・まあ手元にあるので気にしないことにしています。


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 普段はUnboxingなんて記録しないのですが感謝祭前に届いたのが嬉しすぎて思わずパシャリとしています。箱の中から箱といういつものLenovoらしい梱包に、内箱のつくりは兄貴分にあたるU300sにそっくりです。


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 Ultrabookということでおなじみのシールももちろん貼ってあります。その日のうちに剥がしましたが。手の触れるパームレストにシールというのはどう考えても間違っていると思うのですが店頭展示を考えてのことでしょうか。せっかくかっこいいのだから筐体底面にあったら残すのに勿体ないものです。
 また、写真ではちょっとわかりづらいですが、パームレスト部はレザー調の仕上げとなっています。不思議な柔らかさのある素材が使われていて、高級感があるとともに肌触りも非常に良好です。耐久性はまだわかりませんが、このパームレストだけで買って良かったなと思わせてくれます。
 キーボードの方はLenovoにしては平凡な出来で、残念ながら特別すごいということはありません。それでも、ストローク、感触、形状ともに及第点を満たしているのでUltrabookとして見たときに不満はありません。キートップをほんのわずかに湾曲させたクレイドルスタイルはもちろん本機でも採用されています。人によってはキーボードユニットのたわみが気になるかと思いますが、ちょっと弱いかなと思うのは一番上のファンクションキーの段だけで、それ以外はいたって頑丈です。一部海外のレビューサイトではバックスペースが小さいという意見がありましたが、日本語配列に慣れた身からすると全く気になりません。ただ、英語配列のままでは使いづらいのでCapsLkに全角半角を入れて、代わりにCapsはScrLkに振っています。

 本機の特徴はハイブリッド機たることですが、そのためにダブルヒンジとIPSパネルが使われています。ヒンジの方がよく注目されますが、クラムシェルで使う時には後者の品質も気になるところです。ということで測ってみました。測色計にはSpyder4を使っています。

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 輝度は最大で250cd/m^2以上あり十分な明るさを持っています。最近は300cd以上を謳う製品もあるのでインパクトは感じませんが、殆どの場面で困ることはないでしょう。ただし、ご覧の通り色域は狭いので、あくまでも視認性を上げるためにIPSパネルを採用したのだと思われます。まあ、ラップトップは普通こんなものです。もちろんTNを積んだ殆どのUltrabookよりも見やすい画面です。


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 ラップトップにしては補正が殆どかからないとても素直な出力特性。

 とりあえず数日触ってみて素直に良いマシンだなと感じました。殆どタッチパネルを使わずに、普通のクラムシェルとして運用しているのですがそれでも本機の良さを十分に享受しています。Windows 8の方も新OSなので時々おかしなところはありますし、操作に戸惑うこともありますが、基本的には7からブラッシュアップが進んでいるので問題なく常用できそうです。今後慣れてきたら、本機が日本で発売される頃にちゃんとしたレビューをお届けしたいと思っています。
Tags: yoga ultrabook