今回はandroidからのポストです。タブレットを持っているのに今まで使ってなかったのかよ、とつっこみが来そうですが筆者もその通りだと思います。ただ、TF101では残念ながら快適な作業環境とは言いづらいということもあり、原稿執筆はしていたもののブログに投稿とまではいきませんでした。ご覧の通り、本ブログはFC2なのでPCではテキストエディタでHTMLを記述してブラウザにコピペしているのですが、その投稿するページがTF101にとってはどうにも重たくストレスが溜まるものでした。また、画像を加工する手段がandroidにはなく上げようと思った場合には結局PCでの作業が必須なので、いまいちandroidで完結させようという意識もありませんでした。

 それが最近になって、母艦を触る時間が減ったせいか画像加工が面倒になり、文字オンリーのポストが目立つようになりました。また、こちらの図書館等ではもちろんパソコンが利用できるのですが、残念ながら日本語入力ができないので外で原稿を書くためには必然的にTF101を使わないといけません。必要に迫られれば人間なんとかしようと思うもので、ATOK導入もその一環と言えるでしょう。
 そして今回、満を持してHTMLエディタの導入となったわけです。まあ、エディタが快適になっても結局投稿するときには重たいFC2のページを開かないといけないわけですが、標準ブラウザではなくChromeにすることでかなりマシになりました。コピペとプレビューをするだけならTF101のパフォーマンスでも何とかなります。
 ちなみに、androidにはFC2純正のアプリがあって投稿が可能なのですが、いわゆるHTMLモードが無く改行などがタグ無しで反映されてしまうので筆者にとっては非常に使い勝手がわるいです。ただ、手軽に記事を書く場合には便利かと思いますのでandroid持ちでFC2ユーザーの方は試してみるのもいいかもしれません。

 なお、肝心のHTMLエディタですが、WebMasterLiteというアプリを使っています。Liteは無料版で有料版もあります。そちらは広告が無いのと、書いたHTMLのプレビューができるようです。もっとも、タブレットの画面であれば広告は邪魔になりませんし、プレビューもそこまで必要性を感じないので快適そのものです。また、どうやらHTML5で増えたタグは認識しないようで、文字色を変えてくれないこともありますが、ブログ用としては十分と言えるでしょう。とにかく動作が軽いのが大きな特徴で、筆者がこれまで触ってきたメモ帳系アプリの中で一番サクサク反応します。汎用テキストエディタとしても使えそうです。
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 またしてもTF101ネタになりますが、前回ちらっと書いた様に最近はATOKで文字入力しています。実はATOKを使うのはかなり久しぶりで、初めてではないものの前回いつ使ったのか思い出せない状態です。ATOKと言えばご存じ国産IMEでこと日本語入力に関しては最高レベルの変換精度を誇ります。特に文章をよく書く人には愛用者が多いとか。ちなみに、一度ATOKに慣れるともう他のIMEは使えないと言われるくらいで、実際android用のIMEの中では随一の完成度を持っていると思います。

 筆者はといえば、そもそもあまり日本語の文章を作成する機会がないのでIMEにお金を払うのはどうなんだとずっと思っていましたし、また、すぐ区切って変換する癖があるのでMS-IMEで不満を感じたこともありませんでした。ところが、TF101を使い始めてから文字入力に対する不満は日に日に積もっていきます。

 まず、ドッキングキーボードつきのハイブリッド型ということで日本語入力用にチューンされたFSKARENがプリインストールされています。が、これが使いづらい。どこが悪いのかを列挙するのも面倒なくらいとにかくダメダメな出来です。その後、他のIMEも色々試しましたが、結局しっくり来るものはありませんでした。TF101がキーボードを備えるが故に要求が厳しくなったのだと思います。

 そしてたどり着いたのがATOK試用版です。さすが有料ソフトだけあって動作は安定そのもの、もちろん変換も快適です。一部挙動が気に入らない部分もあることにはあるのですが、それを差し引いても他のIMEより遙かに使いやすいです。あとは、製品版を買うのかどうかが悩みどころです。

 その結論はと言うと、今のところ先延ばしにしています。というのも今ならandroidから申し込むとATOK Passportが3ヶ月無料になるのです。ただし、ひとつ注意点があり無料期間中に契約解除すると300円を請求されてしまいます。本来の値段が月額300円なので、実質300円で4ヶ月間使えるという内容です。筆者は9月に入ってから申し込んでいるので300円で今年一杯使える計算です。なお、キャンペーン期間は10/3までとなっています。

 料金設定をどう考えるかは人それぞれですが、android端末を使っていてハードウェアキーボードで日本語入力をするユーザーなら300円で4ヶ月間試してみるのはアリだと思います。ちなみに、ATOK Passportなのでandroidだけでなく手持ちのPC/Macでも4ヶ月間ATOKが使えます。というよりも本来は複数のデバイスで使うためのATOK Passportです。

 やや脱線しましたが、ATOKがandroid用IMEの中で最も優れた部類に入るということは間違いないでしょう。PC/Macで文字入力に不満を感じる人は少ないかと思います。プロの物書きさんがどう思うかはわかりませんが、少なくともビジネスツールとして使えるようには設計されています。しかし、androidはハードウェアキーボードとの相性が良くないということもあり、ビジネスどころかブログ原稿の執筆でさえ快適な環境を整備するのに苦労します。ATOKはそんなユーザーの大きな助けになってくれるでしょう。それから、補足ですがATOK Passportではない一括で購入する普通のandroid用ATOKもストアに出ています。ただまあ、筆者にとってTF101はWin8までの繋ぎなので改めて課金するかは甚だ怪しいですが。
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 いまさら需要があるとも思えませんが、筆者にとって初のandroid端末、また初のタブレットとしてTF101に対する評価をまとめてみようと思います。

 今ではandroidの挙動にもすっかり慣れ、TF101に対しては多少の愛着も出てきているところですが、現時点での率直な感想としてはファーストインプレッションほど使いやすくはありませんでした。いくつか要因はありますが、やはりレスポンス、アプリケーション、インターフェイスといった肝心な部分に不満を感じてしまいます。一方で、タブレットの可能性も垣間見えたように思います。おかげで筆者のタブレットに対する認識はかなり改められました。そういった意味ではTF101は満足のいくデバイスではありませんでしたが、使ってみて良かったと思えるものでした。

 おそらくTF101や同世代機を使うと多くの人はその動作にもたつきを感じるかと思います。Tegra3搭載機が発売された今、Tegra2のレスポンスについて論じてもあまり意味はないのかもしれません。ただ、スペックの割にいまいちサクサク動作しないというのはandroidの大きな弱点です。OS4.1ではそれなりに改善されているようですが、iOSに比べるとまだまだという印象は拭えません。未登場のWindows RTについて論じることはできませんが、WindowsPhoneの出来を見るにおそらくレスポンスではandroidを上回ってくるでしょう。これに関しては以前、もたつくものの実用上さほど問題がないと書きました。ただ、ずっと使っているとどんどん気になってしまうようです。中でも深刻なのが文字入力で、なまじキーボードを備えているデバイスだけにキーを叩いてから反映されるまでのラグが非常に不快です。なにせ入力する度に待たされるわけですから。この原稿はGoogleDrive + ATOKの組み合わせで書いていますが、快適とはほど遠い執筆環境と言わざるをえません。

 まあそれでも、レスポンスに関しては文字入力していなければ十分許容範囲ですが、スムーズに動いていても手放しで褒められるアプリケーションはあまりありません。これにはアプリだけでなくOSにも問題があるように思えますが。とりあえず未だに探求中なのがブラウザで、どれひとつとしてストレス無しに動いてはくれません。せいぜいデフォルトのIE9並に振る舞ってくれればそれで十分なのですが、それがいかに大変なのかよくわかります。また、アプリとOSとの連携にも問題が多く、例えばGoogleDriveは編集中に他のアプリに移ってから戻すとIMEが強制的に英語にされて変更できなくなることがあります。これでは何のためのマルチタスクかわかりません。アプリの数はかなり充実してきたandroidですが、実用的なものはまだまだ限られています。

 そして、使いづらさに拍車をかけているのがインターフェイスです。以前の繰り返しになりますがハードウェアキーボードとの親和性がとにかく低いです。これはもうOSの設計思想に関わってくるので文句を言っても仕方がない部分なのかもしれません。ただ、あまりにもお粗末と言わざるをえない出来です。また、TF101のキーボードも思いの外品質が低かったです。キーピッチが小さかったりストロークが浅かったりというようなサイズに起因する弱点は仕方ないと思いますが、もっともストロークはノートPCと大差ありませんが、打ったつもりが入力されていないというのはかなりイライラさせられます。ASUSはZENBOOKのキーボードでもあまり良い噂を聞かないので検討中の人は念入りに試し打ちしておくのが無難です。

 ここまで不満点ばかりを挙げましたが、そもそも求めるものが違う、という見方もできます。androidがその真価を発揮するのはのんびりくつろいでネットサーフィンしたり動画を楽しんだりという場面なのでしょう。事実、YouTubeは普通に見られますし、コミックビューアとしてもすごく優秀です。ただ、10インチのディスプレイを見るとついついPCの代わりに使えるような気になってしまいます。キーボードのついたTF101ともなればノートPCにしか見えません。おそらく、もう少し小さい7インチ程度のデバイスなら生産的なツールではなくてコンテンツを消費するためのガジェットに見えるとは思うのですが。そういう意味ではGoogleリファレンスであるNexus 7が7インチというのは理にかなっています。

 話をまとめると、TF101は他人に勧めたい思えるようなデバイスではありません。せっかくフルキーボードがついているのにそれを十分に活かしきれないからです。残念ながらモバイルノートの代わりにはなってくれません。せいぜいメールの返信が少し早い程度でしょう。純粋にコンテンツ消費用として使うのであればTegra2でもそこまで不満は感じませんが、それでは何のためのキーボードかわかりません。総じて器用貧乏なデバイスだと言えるでしょう。ただ、使ってみていろいろといい経験になったのも確かです。おかげでandroidについてはかなり理解が深まりました。とりあえず、当分はandroid機に生産性を期待してはいけないようです。
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