2014.11.19 16:54 (GMT+9)
Category:未分類

float解除用
 しばらく前に筆者が米国でNexus 4を使っているという話をしましたが、その後日本に戻ってからはHTCのOne(M7)も持ち歩くようになりました。今はもっぱら通話用のNexus 4とデータSIMを挿したOneの二台持ちです。
 そのHTC One自体は昨年頭の端末で、すっかりレビューも出尽くした感はありますが、筆者が半年ほど使ってきた印象をまとめてみたいと思います。

1. デザイン、質感
 ご存じのとおり、本機はアルミ主体のデザインで華々しく登場した端末です。実機を触る前から美しい端末だという印象を持っていましたが、それは手元に来てからも変わりません。一方で、一部からは工作精度が低いという声も挙がっていて、確かに細かい部分での詰めの甘さは感じます。パーツ同士がピタリと噛み合っているとは言い難いです。全体のクオリティは格下のNexus 4に劣る程度だと思います。HTCもこの問題を十分に認識していたようで、後継のM8は精度の高い端末に仕上がっていますが、少なくともM7はそこそこのレベルです。
 また、筆者の想像以上にアルミボディは曲者でした。Nexus 4程ではないものの、とても滑りやすく取扱いには注意が必要です。加えて、机などの固い面においた時の接触音が心なしか高めでボディが痛まないか心配になってきます。結局筆者はそれらに耐えかねてカバーを付けてしまいました。

2. 性能
 本機はSnapdragon 600世代の端末で、大ざっぱに言うとNexus 4と5の中間ぐらいの性能です。そもそもNexus 4の時点で殆ど性能面に不満は無かったのでOneに対しても基本的には同様です。ただ、フルHDを扱うにはGPUが少々貧弱な様で、画面切り替えで引っ掛かりを感じる場面が時々あります。469ppiのディスプレイは確かに非常に素晴らしいのですが、パフォーマンス低下とバッテリー消費のことを考えると720pでも良かったのかなと思ってしまいます。
 バッテリーの持ちはそれなりで、時々のメールやLINEに加えて3時間程度ウェブサーフィンする使い方で大体1日持ちます。その高い解像度に加えて筆者は明るい画面を好むので、画面点灯時はがりがりバッテリーが無くなっていきますが、これはどの端末でも変わりません。

3. カスタマイズ
 筆者の持つOneは米国で売られているバージョンなのでカスタムROMの開発が比較的盛んに行われています。筆者はROMにParanoidAndroid 4.43、カーネルにAGK Kernel 1.3を組み合わせて使っています。こうした自由度の高さはガラパゴス端末にはない海外端末の大きな魅力となります。ただし、OCNのSIMを挿したところLTEには繋がりませんでした。3Gだけでも筆者の使い方では問題になりませんが、これから海外端末を入手しようと考えている方は対応周波数に気を付けてください。

まとめ
 本機は一年以上前のフラグシップ機ということで、手放しに褒められる端末ではありません。上では触れませんでしたが、ナビゲーションバーが戻るとホームだけだったり、カメラが変則的だったりと変態度も決して低くない尖った端末だったりします。ただ、それらを差し引いても使ってみたくなるぐらいには素敵な見た目を有しているというのもまた事実です。話の種として人に魅せるには最適かもしれません。
Tags: android
2014.02.09 13:05 (GMT+9)
Category:Android
 唐突ですが、筆者がいま使っている携帯はLG/GoogleのNexus 4(8GBモデル)です。米国のPlayストアから購入したもので、その時は$300でしたが後に値下げされて$200になりました。キャリア契約を必要としないUnlocked、いわゆるSIMフリー端末としては破格の値段が話題になったことは記憶に新しいところです。
 スペックに目を向けると、4コアSnapdragon S4 Pro、2GB RAM、720pディスプレイ、8MPカメラ、など発売当時としてはなかなかのハイエンド構成でした。既に後継のNexus 5が登場していますが、まだまだ十分現役で活躍できる端末でもあります。何よりもメモリを2GB備えているというのは大きなポイントとなっています。
 とはいえ完全無欠ではなく、LTEがない、SDスロットがない等気になる点もあります。それでも、筆者の中では使い始めから今に至るまで一貫して非常に高い評価を受けている端末です。ちなみに、日本でも発売されましたが、5万円近い値段がつけられていたため全くといって言いほど普及しませんでした。

 ただ、スペック以上にNexus 4の価値を高めているのはその開発機としての性質です。Google謹製のリファレンス機として多くのアプリの動作検証に使われているため相性問題が殆ど発生しません。また、xdaのフォーラムを覗くと一目瞭然なように、世界中のデベロッパーによるカスタムROMが豊富に存在しています。特にカスタムROMの存在は使い勝手に直結する部分で、一度体験してしまうと元には戻れません。
 実のところ、Nexus 4を使い始めてから改めて日本のガラパゴス現象を意識するようになりました。表面上はAndroidが広く普及するようにはなりましたが、出回っているデバイスはいつまでも経っても日本独自仕様で溢れています。そうなるとそもそもxdaにフォーラムが無いということがざらで、CyanogenModすら満足に探せないということになりかねません。長く使う前提で、帰国前にハイエンド機を新調すべきか悩んでしまうくらいには、日本市場のラインナップに不満を感じてしまいます。

 おまけ。Nexus 4は両面ガラスの美しい端末ですが、よく滑ることでも有名です。実際に使ってみると、一般的に接地側となる裏面はつるつるで、誇張でもなんでもなく本当にとてもよく滑ります。そこで、Skinomiの保護フィルムの裏面だけ貼り付けて滑り止めとしました。黒いボディにカーボン調のフィルムがよく馴染んでくれます。

float解除用
Tags: android
2013.03.16 02:33 (GMT+9)
Category:Android
 日本時間で15日、こちら米国では14日にサムスンの新製品発表会が行われました。そこで大々的な登場したGalaxy S 4について、あっさりとですが筆者の印象をまとめてみました。
 ちなみに、筆者は少し前からNexus 4をメインに使っているので、一応Androidユーザーの一員としての感想となります。

1. デザイン
 近年では性能以上に重視されるのが本体デザインです。S4では少し表面処理が変わりましたが、基本的にはS3から殆ど変っていません。変わればいいというものではないとは言え、先代そっくりな見た目は少なからずガッカリ感に繋がっているようです。こと米国メディアでは否定的な意見が目立ちます。
 個人的にも、デザインはもう少しどうにかなったのではないかと考えてしまいます。もともとS3がハイエンド機の中ではパッとしない見た目で、改善を望む声も多かったのではと思うのですが相変わらずの仕上がりとなりました。直接の競合になりそうなHTC OneやXperia Zに比べるとかなり見劣りしてしまいます。今挙げた二つはそれぞれ金属とガラスという高級(そうな)素材を前面に押し出したもので、メーカーを代表するフラグシップに相応しい高級感を帯びていますが、残念ながらS4にはそれがありません。ポリカーボネートならポリカーボネートで上手く使ってほしかったところです。

2. 性能
 見た目はともかく、Galaxyの真価は見た目ではなくその中身です。いつも通り地域によって提供されるモデルが異なりますが、ここでは目玉のExynos 5 Octaに注目したいと思います。
 その前に、基本的なところでは2GB RAM、フルHDディスプレイ(OLED)、13MPカメラ、802.11acなど現行機に相応しいポイントはしっかりと押さえられています。今となってはどれもお馴染みになりましたが、これらをばっちり備えていることは歓迎すべきでしょう。
 さて、肝心のCPUに移りましょう。その名称から勘違いされがちですが、Exynos 5 Octaは8コアではなく、4+4コアのCPUです。物理的に8コア備えていることは間違いないのですが、うち4つはパフォーマンス用、残り4つが省電力用となっています。大事なことは、8コア同時に動作することは無い、という点でありピーク性能はあくまでも4コアCPUのそれになります。
 はっきり言ってしまうと、筆者はこの構成をとても不思議に思っています。確かに話題性という点では優れたCPUですが、中身はTegraの4+1コアと大差ないわけです。そして、Nvidiaがコンパニオンコアと呼ぶ省電力用のサブセットに、果たして4コアも充てる必要があったのか理解に苦しむところです。まあ、一番気に入らないのは本CPUにオクタという名前が冠されていることですが。
 ただ、実際の性能はまだ明らかになっていないので楽しみなところではあります。ピーク性能もそうですが、省電力側のワットパフォーマンスにも注目が集まります。あとは、近々出てくるSnapdragon 800やTegra 4を相手にどういう戦いを展開していくのか見守りたいと思います。

 まとめると、先代よりもパッとしない端末だなというのが素直な印象です。発表会ではソフトウェアが大きく扱われていましたが、目新しいものはありませんでした。総じてS4ならではの特徴に欠けていたように思います。余談になりますが、S3のときはまだ4コアCPUも2GB RAMも珍しく、スペック派を大いに惹きつけるものがありました。流石に8コアにするのは難しいのでしょうが、仮に4GB RAMを積んできたならもう少し面白い端末になったかもしれません。
Tags: android